幼少の頃より、ピアノ、マリンバなど音楽教育を受ける。
15歳からギターを弾き始め、以来、音楽に強い関心を持つようになる。
音楽大学に進学すると、作曲理論や音楽社会学を学ぶ一方、自らバンドを結成したり、ギターの家庭教師を務めたり、
数多のセッションにも参加。本格的に音楽の道を志すこととなる。
大学卒業後、人気バンド「MOVIN' ON THE GROOVE」に、ギタリストとして加入すると、オリジナル楽曲の作詞、作曲、編曲を一手に担うようになる。
YOUTH / MISTERY CIRCLESよりリリースされた1stフルアルバム『Blue-tiful Days』の制作現場では、
レコーディング−ミックス−マスタリングに至るまで、全編において一貫したプロデュース手腕を発揮し、高い評価を得る。
バンド脱退後の2009年9月、それまでに培った音楽経験を全て賭け、自宅録音の可能性を追求すべく、
ソロプロジェクト「モービーディック」を始動。
M.T.E.C IndividualよりリリースのスプリットCDシリーズ『contrast vol.1』『contrast vol.2』にて楽曲を発表。
性も齢も感じさせない歌声。日常の中で、すれ違っていく人々や、その情景を切り取ったような繊細な詞世界。
時代やジャンルを超越し、空間や空気の流れを想起させるような、緻密に構築されたサウンドが注目を集めている。
現在は「佐伯晋一郎(モービーディック)」名義で、アコースティックギター1本による弾き語りライヴも意欲的に行っている。
「モービーディック」始動とともに立ち上げた、自宅スタジオ兼音楽教室「M.S.S」の代表兼講師でもある。